銀河から銀河へ滴り落ちる星々のしずく | アストロピクス

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銀河から銀河へ滴り落ちる星々のしずく

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた銀河NGC 2799(左)とNGC 2798(右)。左のNGC 2799からNGC 2798の中心に向かって横向きに星が流れ出し、水滴が滴り落ちているかのようにみえます。

これらの銀河のように、近くにある銀河が互いに影響しあうことを「相互作用」といいます。相互作用する銀河は最終的に合体して一つの銀河になることもあります。銀河の合体は、数億〜10億年以上をかけて進行します。ただ星どうしの間はかなり離れているため、銀河が合体しても星どうしが衝突することはほとんどありません。

画像は2020年10月19日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Credit: ESA/Hubble & NASA, SDSS, J. Dalcanton、Acknowledgement: Judy Schmidt (Geckzilla)

(参照)ESA/Hubble