うみへび座の棒渦巻銀河NGC 2835 | アストロピクス

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うみへび座の棒渦巻銀河NGC 2835

うみへび座の棒渦巻銀河NGC 2835をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像です。NGC 2835の直径は天の川銀河の半分あまりで、中心部には太陽の数百万倍もの超巨大ブラックホールが存在していることが知られています。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡による大規模銀河サーベイ「PHANGS-HST」の一環で撮影されました。PHANGS-HSTは、さまざまな銀河の低温ガスと若い星の関係を研究することが目的です。NGC 2835では、低温で高密度のガスが巨大な星形成領域の中で大量の若い星を生み出しています。また渦状腕に見られる明るく青い領域は、星形成が最近起きたか、進行中の場所を示しています。

この画像は2020年9月14日にリリースされたハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, J. Lee, and the PHANGS-HST Team、Acknowledgement: Judy Schmidt (Geckzilla)

(参照)ESA/Hubble