冥王星の氷の大氷原「スプートニク平原」 | アストロピクス

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冥王星の氷の大氷原「スプートニク平原」

NASA(アメリカ航空宇宙局)のニュー・ホライズンズ探査機がとらえた冥王星。「トンボー領域」と呼ばれるハート形の西半分の「スプートニク平原」と呼ばれる氷原が映っています。スプートニク平原には窒素や炭素、一酸化炭素、メタンの氷が豊富に含まれいていることが分かっています。

冥王星は1930年2月18日、アメリカ、ローウェル天文台のクライド・トンボーによって発見されました。発見以来、冥王星は長年にわたって「惑星」に分類されていましたが、2006年8月末に「準惑星」に分類されることになりました。

ニュー・ホライズンズ探査機が打ち上げられたのは、その年の1月のことでした。ニュー・ホライズンズ探査機が冥王星に到達したのは打ち上げから9年後、トンボーの発見からは85年後の2015年7月14日のことでした。

Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA20007