最接近2週間前にニュー・ホライズンズが撮影した冥王星とカロン | アストロピクス

最接近2週間前にニュー・ホライズンズが撮影した冥王星とカロン

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)のニュー・ホライズンズ探査機が冥王星への最接近の2週間ほど前に撮影したもので、冥王星(下)と衛星カロン(上)が映っています。

右側の白枠内は冥王星を拡大したもの。拡大画像を見ると、のちに「トンボー領域」と名付けられたハート形の領域がはっきりと映っていることがわかります。

画像は2015年7月1日に撮影されました。撮影時、ニュー・ホライズンズ探査機は冥王星から1580万kmの距離に位置していました。冥王星とカロンは約6.4日で共通重心のまわりを1周します。画像の撮影時点から最接近の7月14日の間に2回転しました。

Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute

(参照)Planetary Photojournal