黒点のない太陽

太陽は11年周期で活動が活発な時期と活発でない時期を繰り返します。先日、2019年12月に太陽が活動極小期を迎え、太陽活動の新たな周期が始まったとする発表がありました。

この画像は活動極小期をおよそ2年後に控えた2018年1月に撮影された太陽です。NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)がとらえたものです。

活動が活発な時期には太陽表面に黒点が多く現れますが、活発でない時期には黒点が少なくなります。冒頭の画像が撮影された頃は2週間にわたり黒点がほとんど出現しませんでした。

Image Credit: Solar Dynamics Observatory, NASA.

(参照)SDO