ESO(ヨーロッパ南天天文台)の2021年カレンダー

Credit: ESO/Digitized Sky Survey 2、Acknowledgement: Davide De Martin

ESO(ヨーロッパ南天天文台)から来年2021年のカレンダーが発売されています。発売されているのは紙に印刷されたカレンダーですが、各月の高解像度画像データ(PDFもあります)をダウンロードすることもできます。カレンダーの各月のデータはこちらからダウンロード可能です。

冒頭の画像はカレンダーの表紙です。映っているのは「GUM 15」という星雲の周辺です。左下には星団「NGC 2671」、右下には「ほ座超新星残骸」の一部が見えています。ほ座超新星残骸は800光年の距離にあり、地球から最も近い超新星残骸の一つです。超新星爆発から1万1000年〜1万2300年が経過しています。

Credit: ESO/B. Tafreshi

こちらは1月のカレンダーです。日曜日の数字がグレーになっているだけで、他は白抜き文字になっています。満月や新月、上弦や下弦が表示されていますが、日本の場合は日付がずれることがありますので、そこは注意してください。

(参照)ESO