若い大質量星が作り出した、ガスと塵の雲の中の多数の泡

NASA(アメリカ航空宇宙局)のスピッツァー宇宙望遠鏡が赤外線でとらえたガスと塵の雲。銀河系内、わし座の方向にあります。画像には、若い大質量星からの恒星風と放射によって膨張した泡が数多く見られます。それらの泡の中には、ガスと塵の雲の中で形成された、数百から数千の星が存在しています。泡の直径は10~30光年ほどと推定されています。

この画像の黄色い円(楕円)は、泡の輪郭部分を示しています。赤の四角い枠は、バウショックが見られる場所です。バウショックとは、高速で移動する星からの恒星風と、周囲の星間ガスや塵とがぶつかってできる弧状の衝撃波面のことです。暗い筋のように見えるところは、冷たいガスと塵が密集しており、今後さらにたくさんの新しい星が形成される可能性が高い領域です。

これらの4枚は、4か所のバウショックのクローズアップです。

今回紹介した画像は、複数の赤外線波長で得られたものを合成した疑似カラー画像です。青は、主に星からの光を示しています。緑は塵と炭化水素を、赤は星によって熱せられた暖かい塵を示しています。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA23402


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