太陽探査機ソーラー・オービターがとらえた金星、地球、火星 | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

太陽探査機ソーラー・オービターがとらえた金星、地球、火星

この画像は、ESA/NASAの太陽探査機ソーラー・オービターが2020年11月18日に撮影したもので、星空を背景に金星、地球、火星が映っています。太陽は画像右側のフレーム外にあります。ソーラー・オービターは撮影時、12月27日のフライバイのために金星に向けて航行中で、金星から約4800万km、地球から2億5100万km、火星から3億3200万km離れたところに位置していました。

Image Credit: ESA
Image Credit: ESA

こちらの図は、ソーラー・オービターが冒頭の画像を撮影した時の位置関係を示したものです。水星もフレーム外に位置していたため冒頭の画像には映っていません。

2020年2月10日に打ち上げられたソーラー・オービターは、太陽を周回しながら観測を行う探査機です。2020年5月末に史上最も近距離から太陽を撮影し、7月にその画像が公開されました。

なお別記事でNASAの太陽探査機パーカー・ソーラー・プローブと太陽観測衛星STEREOが、同じ2020年6月7日に撮影した6惑星の画像を紹介しています。あわせてご覧ください。

Image Credit: Solar Orbiter/SoloHI Team/ ESA & NASA; U.S. Naval Research Laboratory

(参照)ESA