太陽観測衛星SDOがとらえた2023年2月7日のプロミネンス噴出 | アストロピクス

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太陽観測衛星SDOがとらえた2023年2月7日のプロミネンス噴出

この映像は、2023年2月7日に太陽で発生したプロミネンス噴出を、NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOがとらえたものです。

太陽の表面(光球)の上には「彩層」と呼ばれる大気層があり、そのさらに上に「コロナ」と呼ばれる上層大気が広がっています。プロミネンスは、コロナに浮かぶ比較的低温のプラズマの雲です。プロミネンスは、映像のように宇宙空間へ向かって噴出することがあります。

映像はSDOの観測装置の1つ「AIA(Atmospheric Imaging Assembly)」を使い、30.4ナノメートルの極端紫外線で撮影した画像をもとに作成されました。映像の開始から終わりまでの実際の時間は約2時間半。なお画面右上には、大きさの比較のため地球の画像が置かれています。

Image Credit: SDO/NASA/Helioviewer.org

(参照)Helioviewer.org