太陽観測衛星がとらえた西村彗星 | アストロピクス

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太陽観測衛星がとらえた西村彗星

この映像は、西村彗星(C/2023 P1 (Nishimura))を、NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星STEREOが撮影したものです。

西村彗星は2023年8月に西村栄男さんが発見した彗星で、9月17日(世界時)に太陽から約3300万kmまで接近しました。映像には再接近した9月17日から23日までの間に撮影されたもので、彗星のイオンの尾がくっきりと映し出されています。

映像の終わりの方で彗星の尾が小さくなったように見えますが、これは彗星自体の活動が弱まったわけではなく、観測モードが変更され露出時間が減ったためです。

Credit: NASA/NRL/Karl Battams

(参照)STEREO