オポチュニティが捉えた360度に広がる火星の砂漠 | アストロピクス

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オポチュニティが捉えた360度に広がる火星の砂漠

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車オポチュニティが火星の砂漠をとらえた360度パノラマです。2005年5月6日〜14日(456火星日〜464火星日)に、オポチュニティの着陸地であるメリディアニ平原で撮影されました。撮影時、オポチュニティは火星のエンデュランス・クレーターの南約2kmの地点にいました。パノラマの中央に奥に向かってオポチュニティの車輪の跡が見えます。手前側は、オポチュニティが砂にはまっていたため、車輪の跡が深くなっています。

オポチュニティは2003年7月8日に打ち上げられ、翌2004年1月に火星のメリディアニ平原へ着陸しました。オポチュニティの設計寿命は90火星日でしたが、2018年6月10日に通信途絶するまで稼働し続けました。

Image Credit: NASA/JPL/Cornell

(参照)Planetary Photojournal