ハッブルがとらえた逆S字形の棒渦巻銀河NGC 7479 | アストロピクス

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ハッブルがとらえた逆S字形の棒渦巻銀河NGC 7479

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた棒渦巻銀河NGC 7479。ペガスス座の方向、1億1000万光年の距離にあります。渦状腕が反時計回りの方向へ伸びており、銀河全体の形が逆S字のようになっています。

NGC 7479はかつて、他の銀河と合体したことがあるとみられています。銀河どうしが衝突すると星形成が活発になります。NGC 7479では実際にスターバースト(爆発的な星形成)が進行中で、渦状腕や銀河円盤に明るく若い星が多くみられます。ただし最も明るく見えている3つの星は、NGC 7479に属する星ではなく前景にある星です。

画像は2011年6月20日にリリースされたハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA

(参照)ESA/Hubble