こじし座の渦巻銀河NGC 3430 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

この画像に映っているのは、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 3430です。NGC 3430は、こじし座の方向、1億光年の距離にあります。画像には映っていませんが、近い距離のところに他の銀河がいくつか存在しています。そのうちの1つは、重力相互作用によってNGC 3430での星形成を促すほど近くにあります。

NGC 3430には3本の渦状腕が見られ、それらの間を埋めるかのようにガスや暗い塵が存在しています。渦状腕全体に青く光る星団が散在し、銀河の端付近には星が形成されつつあるガスの塊が見られます。

画像はハッブル望遠鏡のACS(掃天観測用高性能カメラ)で撮影されたもので、ハッブル望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」として2024年7月22日に公開されました。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, C. Kilpatrick

(参考)「ハッブル今週の1枚」記事一覧

(参照)ESA/Hubble