チャンドラとハッブルが見た渦巻銀河NGC 4490と銀河内のブラックホール・中性子星 | アストロピクス

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チャンドラとハッブルが見た渦巻銀河NGC 4490と銀河内のブラックホール・中性子星

チャンドラX線望遠鏡のX線データと、他の望遠鏡のデータを組み合わせて作成された画像が5点、2022年2月2日に公開されました。この画像はそのうちの1枚で、渦巻銀河NGC 4490が映っています。画像はハッブル宇宙望遠鏡の画像に、チャンドラX線望遠鏡のX線データ(紫)を重ね合わせたものです。

2つの銀河が合体する過程にあるとき、重力相互作用によって星形成が始まることがあります。画像に映るNGC 4490は、右上側にある小さな銀河(画面には映っていません)と最接近し、現在は互いに離れていっていると考えられています。点状のX線源のいくつかは、銀河内にある恒星質量ブラックホールか中性子星を表しています。

こちらはチャンドラX線望遠鏡の画像のみを示しています。

Image Credit: X-ray: NASA/CXC/SAO; Optical: NASA/STScI

(参照)Chandra X-ray Observatory