ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、バラの花のような相互作用銀河Arp 273

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた相互作用銀河Arp 273。アンドロメダ座の方向、約3億光年の距離にあります。

上の大きな銀河UGC 1810の銀河円盤は、下の小さな銀河UGC 1813の重力の影響でゆがみ、バラの花のような形になっています。またUGC1810の外側の渦状腕は、部分的にリング状になっています。これはUGC 1813が、UGC1810の中心から外れたところを通過したことを示唆しています。

ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ21周年を記念して、2011年4月にリリースされた画像です。

Image Credit: NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA)

https://hubblesite.org/contents/media/images/2011/11/2836-Image.html