異世界の夕暮れを再現!

この動画は、太陽系の惑星である地球(Earth)、金星(Venus)、火星(Mars)、天王星(Urnus)と、土星の衛星タイタン(Titan)において、日没時に空がどのように見えるのかをシミュレーションしたものです。

日没シミュレーションを作成したのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)ゴダード宇宙飛行センターの惑星科学者Geronimo Villanueva氏。Villanueva氏は、将来の天王星へのミッションに向けたモデリング・ツールを作成するかたわら、そのツールの精度を検証するために日没シミュレーションを作り、天王星などの空を再現しました。

上の動画では、超広角カメラで撮影したような全天が表示されています。白い点が太陽の位置を示しています。

太陽光の光子のエネルギーや、大気中の分子のタイプなどにより、光子の散乱の仕方が変わります。そのため天体によって、さまざまな色合いの夕暮れが見られます。

霞みがかった地球(Hazy Earth)では、太陽が低くなっていくと雲の中の塵や霧粒子などによって光が散乱されるため、ハローが発生します。火星でハローが生じるのも同様です。

天王星の空は明るい青色から緑がかった濃い青へと変化していきます。水素、ヘリウム、メタンが波長の長い赤の光を吸収する一方、波長の短い青や緑の光が大気中の分子で散乱されるためです。

こちらは冒頭の動画とは異なる視点からシミュレーションしたものです。動画中に出てくる「OVERCAST」とは曇り空のことです。この動画の最後には、冒頭の動画に登場する太陽系内の天体に加え、TRAPPIST-1eという太陽系外惑星も登場します。

Credits: Geronimo Villanueva/James Tralie/NASA’s Goddard Space Flight Center

https://www.nasa.gov/feature/goddard/2020/nasa-scientist-simulates-sunsets-on-other-worlds/

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