かつて散開星団とされていた球状星団M71の中心部 | アストロピクス

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かつて散開星団とされていた球状星団M71の中心部

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた球状星団M71の中心部。M71は、や座の方向、1万3000年光年の距離にあります。

天の川銀河の周囲には約150個の球状星団が存在することが知られています。M71はそのうちの1つで、直径約27光年あります。他の球状星団と同じように、約90億〜100億歳の古い星から構成されています。

M71はかつて、散開星団ではないかと考えられていました。しかし1970年代になって、比較的まばらな球状星団であると考えられるようになりました。

画像は2010年8月23日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Image Credit: ESA/Hubble and NASA

https://www.spacetelescope.org/images/potw1018a/