星や塵でつながった銀河ペア「Arp 282」 〜 ハッブル宇宙望遠鏡の今週の1枚

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた「Arp 282」と呼ばれる銀河のペア。下がNGC 169、上がIC 1559という銀河です。

銀河どうしの衝突や合体はもちろん、すれ違うだけでも銀河の形や構造に大きく影響します。そのような銀河の相互作用は、銀河の進化にも重要です。画像に映るArp 282では、二つの銀河の相互作用を、はっきりと見ることができます。

銀河どうしが接近すると、潮汐力によって銀河の形が歪んだり引き伸ばされたりします。Arp 282では、そのようなプロセスが実際に起きています。画像を見ると、NGC 169とIC 1559の間で起きている潮汐相互作用によって、二つの銀河が明るい星や暗い塵でつながっているのが分かります。

画像は2022年2月7日に、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」としてリリースされたものです。

Credit: ESA/Hubble & NASA, J. Dalcanton, Dark Energy Survey, DOE, FNAL/DECam, CTIO/NOIRLab/NSF/AURA, SDSS、Acknowledgement: J. Schmidt

(参照)ESA/Hubble