地球に近づく時期にハッブル宇宙望遠鏡がとらえた土星の最新画像

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた土星。土星と地球が接近する時期の2019年6月20日に撮影されました。土星を取り巻くリングも鮮明に映し出されています。

自転軸は約27度傾いているため、土星には季節変化があります。この画像は、土星の北半球の夏の時期に撮られたものです。ちなみに土星はおよそ30年かけて太陽の周りを公転しているので、1つの季節は7年ほど続きます。

土星の黄色っぽい色は、夏のスモッグのようなもやに由来しています。もやは太陽からの紫外線によって起きる光化学反応で生成されます。土星の表面には、赤道と平行して走る縞模様も見られます。

土星の北極付近には、六角形のジェット気流が見られます。この六角形は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機ボイジャー1号が1981年に最接近した際に発見したもので、六角形の中に地球が4つ入るほどの大きさがあります。

Image Credit: NASA, ESA, A. Simon (Goddard Space Flight Center), and M.H. Wong (University of California, Berkeley)

衛星テティス(Tethys)、ヤヌス(Janus)、ミマス(Mimas)、エンケラドス(Enceladus)、レア(Rhea)が、18時間にわたって土星を周回する様子をとらえたタイムラスプ映像です。ハッブル宇宙望遠鏡が2019年6月19日から20日にかけて撮影した33枚の画像から作られました。

Credit: NASA, ESA, A. Simon (Goddard Space Flight Center), M.H. Wong (University of California, Berkeley), the OPAL Team and J. DePasquale (STScI)

https://www.spacetelescope.org/images/heic1917a/

https://www.nasa.gov/feature/goddard/2019/saturns-rings-shine-in-hubbles-latest-portrait


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