ジュノー探査機が撮影。長く伸びた木星の「ブランバージ」 | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

ジュノー探査機が撮影。長く伸びた木星の「ブランバージ」

木星表面にある「ブラウンバージ」と呼ばれる褐色の模様をとらえた画像です。木星の「北北赤道縞(North North Equatorial Belt)」と呼ばれる領域に見られたブラウンバージを、NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーが撮影しました。ブラウンバージが細長く伸びているのが映っています。

画像が撮影された当時、ジュノー探査機は53日間で木星を1周する軌道をまわっていました。画像は2018年9月6日、ジュノー探査機が15回目の接近飛行を行った際に撮影されたものです。

ジュノー探査機は木星に最接近するたびに、搭載しているジュノーカムというカメラで木星表面を撮影しています。そのデータは一般に公開され、誰でも処理することが可能です。この画像は市民科学者のKevin M. Gill氏が、ジュノーカムのデータをもとに作成したものです。

Image Credit: Enhanced image by Kevin M. Gill (CC-BY) based on images provided courtesy of NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS.

(参照)Planetary Photojournal