ISSから見た2021年の「ストロベリームーン」 | アストロピクス

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ISSから見た2021年の「ストロベリームーン」

これらの写真は、ISS(国際宇宙ステーション)から撮影された、2021年6月の満月の写真です。2021年6月は25日3時40分(日本時間、以下同)に満月を迎えました。写真は25日4時15分ごろ、つまり満月の瞬間から30分ほど後に、南アメリカ大陸上空422kmから撮影されたものです。

6月に見られる、春の最後あるいは夏の最初の満月を、アメリカ先住民は「ストロベリームーン」と呼んでいたそうです。月の色ではなく、イチゴの収穫時期に由来するとのこと。また今回の満月は近地点に近く比較的大きく見える月で、2021年に見られる満月の中では5月、4月についで3番目に大きく見える満月でした。2021年中は今後、6月の満月以上に大きく見える満月はありません。(参考記事)2021年に現れる12回の満月の見た目の違い

Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center

(参照)Gateway to Astronaut Photography of Earth(1)(2)Watch the Skies