火星ヘリコプター、4回目の飛行に成功!

NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星ヘリコプター「インジェニュイティ」が2021年4月30日、4回目の飛行に成功しました。画像は火星探査車パーサヴィアランスのハザードカメラ(HazCams)で撮影されたもので、飛行中のインジェニュイティが小さく映っています。

4回目の飛行では、これまでより長い飛行時間、より長い距離、そしてより多くの画像撮影を目標としました。インジェニュイティは高度5mまで上昇した後、南に向かって往復266mの距離を飛行し、飛行時間はこれまでで最も長い117秒に及びました。離着陸場「Wright Brothers Field」から離陸して、同じ場所に戻ってきました。

インジェニュイティのカラーカメラやナビゲーションカメラ(モノクロ)でも多くの画像が撮影されたとのことです。通常は飛行中に使われるナビゲーションカメラの画像は指示しなければ削除されますが、今回の飛行では復路での着陸地点までの50mの間に約60枚が保存されました。

これまでの飛行試験によって、火星での飛行が可能であることを実証するという当初の技術実証の目的はすでに果たされました。今後は空中から観測する将来的なミッションに役立てることを目的とした飛行が行われることになっています。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech

(参照)Mars Helicopter Tech Demo