ハッブルがとらえた大マゼラン銀河の超新星残骸DEM L249 | アストロピクス

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ハッブルがとらえた大マゼラン銀河の超新星残骸DEM L249

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が大マゼラン銀河にある超新星残骸DEM L249をとらえたものです。DEM L249は、Ia型超新星爆発の残骸だと考えられています。2つの恒星が互いを周回する連星で、白色矮星がもう一方の星からガスを引き寄せて質量が大きくなっていき、臨界質量に達すると超新星爆発を起こします。

NASA(アメリカ航空宇宙局)のチャンドラX線望遠鏡とESA(ヨーロッパ宇宙機関)のX線望遠鏡XMM-Newtonによる観測から、DEM L249のガスが典型的なIa型超新星の残骸よりも熱く、X線で明るく輝いていることがわかりました。

画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)から2021年11月9日にリリースされました。

Image Credit: NASA, ESA, and Y. Chou (Academia Sinica, Institute of Astronomy and Astrophysics); Processing: Gladys Kober (NASA/Catholic University of America)

(参照)NASA