ハッブルがとらえた馬頭星雲 〜 30 Years, 30 Images #11(2001年)

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた馬頭星雲のクローズアップ画像。馬頭星雲はその名の通り、馬の頭に似ていることから名付けられました。バーナード33としても知られています。オリオン座の三つ星の左側の星(オリオン座ゼータ星、アルニタク)のすぐ南側にあります。

馬頭星雲は、ガスと塵からなる低温の暗い雲で、明るい星雲(IC 434)を背景にシルエットとして見えています。

馬頭星雲の上部は、画像の上の方の視野外にある大質量星からの放射によって削られています。画像左上、暗い雲の端のところに明るい部分が見えますが、これはまだガスと塵に埋め込まれている若い星からもれている光です。

ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ30周年(2020年4月24日)に向けて、NASA(アメリカ航空宇宙局)は「30 Years, 30 Images」と題して、これまでハッブルが撮影してきた画像から各年1枚ずつ選んで公開しています。

30 Years, 30 Images

冒頭の画像はその11枚目のもので、ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ11周年を記念して2001年4月にリリースされた画像です。

馬頭星雲の画像はアストロピクスでも以前、「馬の頭の形をした暗黒星雲『馬頭星雲』 ハッブル打ち上げ11周年記念画像」の記事で紹介しましたが、「30 Years, 30 Images」に含まれましたので改めて紹介しました。

Image Credit: NASA, NOAO, ESA and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA);
Acknowledgment: K. Noll (Hubble Heritage PI/STScI), C. Luginbuhl (USNO), F. Hamilton (Hubble Heritage/STScI)

https://www.flickr.com/photos/nasahubble/49576587766/in/album-72157713228021437/

https://hubblesite.org/contents/media/images/2001/12/1040-Image.html