キュリオシティがとらえた風紋に覆われた火星の砂丘 | アストロピクス

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キュリオシティがとらえた風紋に覆われた火星の砂丘

「High Dune」との愛称が付けられた火星の砂丘を、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車キュリオシティが撮影した画像です。キュリオシティのマストカメラ(Mastcam)で撮影されました。風によってできる風紋が全体に広がっています。

キュリオシティは2012年8月に火星のゲール・クレーター内に着陸し、移動しながら探査を進めてきました。画像に映っている場所は、クレーターの中央にあるシャープ山の北西側の斜面にある「Bagnold Dunes」の一部です。

砂丘の移動は活発で、1年間に最大1メートル移動しています。画像は2015年11月27日(火星滞在1176火星日)に撮影された画像をモザイク合成したものです。

こちらの画像はスケールバーを重ねて表示したものです。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS

(参照)Planetary Photojournal