中国の火星探査機がとらえた火星の高解像度画像が公開された | アストロピクス

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中国の火星探査機がとらえた火星の高解像度画像が公開された

中国国家航天局(CNSA)は2021年3月4日、中国の火星探査機「天問1号」が撮影した火星の高解像度画像を3枚公開しました。この画像はそのうちの1枚で、火星の北極域が映っています。画像中央の昼夜境界付近に北極冠が見えています。

CNSAによれば、これら2枚の白黒画像の解像度は0.7mで、高度330〜350kmから撮影されたとのことです。クレーターや尾根、砂丘などがはっきりと映っています。 最も大きく映っているクレーターの直径は約620mとのことです。

Image Credit: CNSA

(参照)CNSA(1)(2)