ボイジャー2号が最接近1か月半前にとらえた土星の擬似カラー画像

NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機ボイジャー2号は、1981年8月25日に土星へ最接近しました。画像はその1か月半ほど前の7月12日に撮影したものです。画像は紫外線、紫、緑のフィルタで撮影したものを組み合わせたもので、擬似カラー画像になっています。

前年の1980年11月、ボイジャー1号が土星に最接近しながら観測を行いました。そのときと比べ、太陽光が高い角度から当たっているためリングが明るく見えています。

画像の撮影時、ボイジャー2号は土星から4300万kmの距離に位置していました。

Image Credit: NASA/JPL

(参考記事)ボイジャー2号の主な成果は?

(参照)Planetary Photojournal