この映像はESA/NASAの太陽・太陽圏観測衛星SOHOが撮影した画像をもとに作成されたもので、太陽のすぐそばを通り過ぎるアトラス彗星(C/2024 G3)が映っています。画像処理を施したことにより、アトラス彗星(C/2024 G3)の尾が非常に鮮明に見えているとのことです。
画像はSOHOの「広角分光コロナグラフ(LASCO)」を使って撮影されました。コロナグラフは、太陽本体を隠して上層大気であるコロナを観測する装置です。映像の下部で、太陽は黒い円盤に遮られて見えなくなっています。白い円が太陽の位置と大きさを示しています。
画像は2025年1月11日から15日の間に撮影されました。なおアトラス彗星(C/2024 G3)は1月13日に近日点(太陽に最も近づく点)を通過しました。
Image Credit: NASA/ESA/SOHO/LASCO/K. Battams
(参照)NASA