ロゼッタ探査機がとらえたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(2015年11月17日撮影) | アストロピクス

ロゼッタ探査機がとらえたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(2015年11月17日撮影)

画像に映っているのは、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機ロゼッタがとらえたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核です。2015年11月17日に撮影されました。撮影時、ロゼッタ探査機は彗星の中心から141.4kmの距離のところに位置していました。

画像は詳細が見えるようにコントラストを上げたもので、核の複数の場所からジェットが噴き出しているのがうっすらと見えています。

こちらはコントラストを上げる前のオリジナル画像です。画像の幅は12.3km、解像度は1ピクセルあたり約12.1mになっています。

ロゼッタ探査機は2014年8月6日にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を周回する軌道に入りました。2年間にわたり観測を続け、2016年9月に彗星の核へ着陸してミッションを終了しました。

Image Credit: ESA/Rosetta/NAVCAM, CC BY-SA IGO 3.0

(参照)ESA Science & Technology