大マゼラン銀河にあるタランチュラ星雲のガスと塵 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影 | アストロピクス

大マゼラン銀河にあるタランチュラ星雲のガスと塵 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

この画像は、大マゼラン銀河にあるタランチュラ星雲の一部をハッブル宇宙望遠鏡がとらえたものです。大マゼラン銀河は天の川銀河の衛星銀河(伴銀河)で、かじき座の方向、約16万光年の距離にあります。

タランチュラ星雲は、天の川銀河の近隣の銀河の中で、最も大きく最も明るい星形成領域です。タランチュラ星雲には、太陽の200倍ほどの質量をもつ、知られている中で最も質量の大きな星が存在しています。画像は、そのタランチュラ星雲の外れの辺りを撮影したものです。画像には青いガスや、茶色〜オレンジ色の塵、そして輝く星々が映っています。

画像はハッブル望遠鏡のWFC3(広視野カメラ3)で撮影されたもので、ハッブル望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」として2025年1月20日に公開されました。

(参考)「ハッブル今週の1枚」記事一覧

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, C. Murray

(参照)ESA/Hubble