アポロ8号で撮影された、月の裏側の起伏に富んだ地形 | アストロピクス

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アポロ8号で撮影された、月の裏側の起伏に富んだ地形

1968年12月、アポロ8号で撮影された月の写真です。アポロ8号は、アポロ計画で2度目の有人飛行が行われました。人を乗せて月に向かい、月を周回して地球に戻ってきた初めての飛行で、12月21日に打ち上げられて27日に地球へ帰還しました。

月は常に同じ面を地球に向けています。上の写真は月の裏側、つまり地球に向いているのとは反対の面をとらえたものです。月の裏側には、地球側にあるような「海」はほとんどなく、大部分がクレーターにおおわれています。上の写真にも、月の裏側に特徴的な起伏に富んだ地形が映し出されています。

左側に見える大きなクレーターは直径が110kmほど、手前にある輪郭がくっきりとしている円形のクレーターは直径が15kmほどあります。

Image Credit: NASA

https://images.nasa.gov/details/as08-13-2244