ジュノー探査機が6万4000kmの距離からとらえた木星の衛星イオ | アストロピクス

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ジュノー探査機が6万4000kmの距離からとらえた木星の衛星イオ

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーが衛星イオをとらえたものです。2022年12月14日、探査機に搭載されているカメラ「ジュノーカム」で撮影されました。撮影時、ジュノー探査機はイオから約6万4000kmの距離に位置していました。

木星の衛星の中でも特に大きな4衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)は、17世紀にガリレオ・ガリレイによって発見されたことから「ガリレオ衛星」と呼ばれています。イオはガリレオ衛星の1つで、太陽系で最も火山活動が活発な天体として知られています。

ジュノー探査機は2021年にガニメデ、2022年にはエウロパへのフライバイを行いました。2023年、24年にはイオへのフライバイが予定されており、イオ表面の鮮明な画像が得られると期待されます。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS

(参照)Mission Juno