南米チリのアタカマ砂漠で撮影された美しい星空とカラフルな大気光 | アストロピクス

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南米チリのアタカマ砂漠で撮影された美しい星空とカラフルな大気光

この写真は南米チリ、アタカマ砂漠にあるESO(ヨーロッパ南天天文台)のパラナル天文台で撮影されたものです。地上にはESOのVLT(超大型望遠鏡)のドームがあり、夜空には天の川のアーチが写っています。

最も大きく映るドームの上で縦に並ぶ2つの星は、ふたご座のカストル(下)とポルックスです。そこから天の川をはさんだ反対側にはオリオン座が見えています。オリオン座の下の方、地平線に近いところにはプレアデス星団も見えます。写真左の方の天の川のアーチの下には大マゼラン銀河、小マゼラン銀河が映っています。地平線近くでは緑や黄、赤、オレンジなどカラフルに大気光が淡く輝いています。

画像は2021年4月5日にリリースされたESOの「今週の1枚(Picture of the Week)」です。

Image Credit: ESO/P. Horálek

(参照)ESO