中央部が六角形! 奇妙な形の銀河NGC 7020 | アストロピクス

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中央部が六角形! 奇妙な形の銀河NGC 7020

南米チリにあるジェミニ南望遠鏡で撮影された棒レンズ状銀河NGC 7020。NGC 7020は、くじゃく座の方向、1億4000万光年ほどの距離にあります。

画像を見ると、銀河の中央部が六角形をしていることが分かります。ほかの銀河では、このような六角形は一般的ではありません。六角形の2点(左上と右下)には星の密集した領域があります。このような奇妙な形は、非常にまれな軌道共鳴か、未知の現象の産物ではないかとみられます。

ジェミニ南望遠鏡は、ハワイ島にあるジェミニ北望遠鏡と対になるもので、南米チリのセロ・パチョンにあります。画像はNSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2022年6月15日にリリースされた「Images of the Week」です。

Credit:
International Gemini Observatory/NOIRLab/NSF/AURA/H. Dottori, R. J. Díaz, G. Gimeno
Image processing: T.A. Rector (University of Alaska Anchorage/NSF’s NOIRLab), M. Zamani (NSF’s NOIRLab) & D. de Martin (NSF’s NOIRLab)

(参照)NOIRLab