二つの望遠鏡のドームの間から、天の川が立ち昇るかのように映っています。この画像は、南米チリにあるセロ・トロロ汎米天文台(CTIO)で撮影されたものです。向かって左がビクター・M・ブランコ4m望遠鏡、右がSMARTS–GSU 1.5m望遠鏡です。
天の川は銀河中心の方向が頭上に見えています。二つのドームの間にはカリーナ星雲や南十字などが見えており、その上にはケンタウルス座アルファ星、ベータ星が輝いています。その上の方には、さそり座やいて座、わし座などの星々が映っています。画像上の方に見える明るい星は、わし座のアルタイルです。
画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2024年12月25日に「Images of the Week」として公開されたものです。
Image Credit: CTIO/NOIRLab/NSF/AURA/P. Horálek (Institute of Physics in Opava), M. Kosari
(参照)NOIRLab