大噴火翌日にとらえたカムチャツカ半島のベズィミアニィ火山 | アストロピクス

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大噴火翌日にとらえたカムチャツカ半島のベズィミアニィ火山

2022年5月28日、カムチャツカ半島にあるベズィミアニィ火山で大規模な噴火が発生し、日本国内でもニュースになりました。この画像は噴火翌日の29日に地球観測衛星ランドサット8がとらえた画像を、NASA(アメリカ航空宇宙局)のデジタル標高モデルの地形データに重ね合わせたものです。NASA Earth Observatoryで2022年6月11日の「Image of the Day(今日の1枚)」として紹介されました。

ベズィミアニィ火山は有史以来、噴火の記録がありませんでしたが、1955年に大噴火してから断続的に噴火を繰り返してきました。2022年5月28日の噴火では、大規模な爆発と噴煙が発生、火山灰は高度15kmまで達し、東南東に1600kmほど流されました。画像では雪がおおう地面の上に降り積もった火山灰が茶色く見えています。

Image Source: NASA’s Earth Observatory

(参照)NASA Earth Observatory