望遠鏡ドームの頭上に輝く天の川のアーチと立ち昇る黄道光

この画像は、アメリカのキットピーク国立天文台(KPNO)で撮影されたもので、地上には口径4mメイヨール望遠鏡のドームが見えています。

望遠鏡の頭上には、天の川が弧を描くように映っています。ドームのすぐ上にはオリオン座の三つ星が見え、その上にはベテルギウスが赤く輝いています。ドームの左に見える明るい星は、おおいぬ座のシリウスです。シリウスの左上のほうには、こいぬ座のプロキオンも見えています。ベテルギウス、シリウス、プロキオンを結ぶ三角形は「冬の大三角」と呼ばれます。

一方で、画像中央を地平線から立ち昇るようにぼんやりと白く光っているのが映っています。これは「黄道光」と呼ばれる光で、黄道面付近に漂う塵が太陽光を散乱して淡く輝いているものです。黄道光は夜明け直前、あるいは日没直後に見られます。

画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2023年8月30日に「Images of the Week」として公開されたものです。

Image Credit: KPNO/NOIRLab/NSF/AURA/P. Horálek (Institute of Physics in Opava)

(参照)NOIRLab