アリゾナの天文台からとらえられたファルコン9ロケットの航跡 | アストロピクス

アリゾナの天文台からとらえられたファルコン9ロケットの航跡

この画像はアメリカ、アリゾナ州にあるキットピーク国立天文台(KPNO)から2024年夏に撮影されたものです。スペースX社のファルコン9ロケットの排気プルームが夜空で明るく見えています。

このときのロケットはKPNOから約890km離れた、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられました。日没直後の太陽光に照らし出されたロケットの排気プルームが、地球の上層大気で劇的に広がっています。

画像左側に映っているドームは、SARA(Southeastern Association for Research in Astronomy)が運用する口径0.9mのSARAキットピーク望遠鏡のものです。

画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2025年5月7日に「Images of the Week」として公開されたものです。

(参考)「NOIRLab今週の画像」関連記事一覧

Image Credit: KPNO/NOIRLab/NSF/AURA/R. Sparks

(参照)NOIRLab