ハッブルがとらえた、きょしちょう座の渦巻銀河NGC 406 | アストロピクス

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ハッブルがとらえた、きょしちょう座の渦巻銀河NGC 406

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 406。きょしちょう座の方向、6500万光年ほどの距離にあります。直径は約6万光年で、天の川銀河の半分ほどの大きさです。1834年にイギリスの天文学者ジョン・ハーシェルによって発見された銀河です。

NGC 406の渦状腕は、主に青みがかった若い大質量星で構成されています。その星々の中に暗い塵も見えています。古い星々からなる中央部の黄色っぽいバルジは、円盤構造に埋れていてあまり目立っていません。

NGC 406の周囲には、より遠方にある多くの銀河が映っています。

2010年10月11日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Image Credit: ESA/Hubble and NASA

(参照)ESA/Hubble