ハッブル宇宙望遠鏡が、おおぐま座にある矮小楕円銀河PGC 29388をとらえた画像です。
画像をよく見ると、PGC 29388の周囲にさまざまな形や大きさの銀河がたくさん映っているのが分かります。背景に映るそれらの銀河に比べてPGC 29388は非常に大きく映っていますが、実際には銀河としては小さな存在です。
星の数は1億から数十億個ほど。2500億から4000億個ほどといわれる天の川銀河と比べて非常に少ない星しか含まれていません。
画像は2020年4月20日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA, T. Armandroff