2024年8月14日6時40分(世界時、日本時間15時40分)をピークとする強力な太陽フレアが発生しました。画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOが13.1nmの波長の極端紫外線で撮影したものです。太陽面の中央付近に極端紫外線で明るく輝くフレアが映っています。
このときの太陽フレアは「X1.1」に分類される大規模なものでした。太陽フレアはX線の強度によってA、B、C、M、Xの5段階に分けられています。Xが最も規模の大きなフレアです。また、アルファベットの後の数字が大きいほど規模が大きいことを示しています。
こちらの映像は、8月14日の太陽フレアをSDOが13.1nmと19.3nmの波長で撮影したものです。太陽全体とフレア周辺のクローズアップの映像が収められています。波長によって見える温度領域が異なります。
Image Credit: NASA/SDO
Video Credit: SDO/NASA/Helioviewer.org