ISS(国際宇宙ステーション)から見たスーパームーン&ブルームーン(2024年8月19日)

この画像には、ISS(国際宇宙ステーション)から捉えられた満月が映っています。2024年8月19日14時55分ごろ(世界時、以下同じ。日本時間はプラス9時間)に、南アフリカのケープタウン北西沖の大西洋上空から撮影された画像です。8月19日夜の満月(満月の時刻は20日3時26分)は、スーパームーンとブルームーンが重なるとして話題になりました。

スーパームーンには、はっきりした定義はありません。月が地球を公転する軌道は円ではなく楕円です。そのため月は地球に近づいたり遠ざかったりします。スーパームーンについて、最近では地球に最も近づいたころの満月を指すことが多いようです。ある年に見られる満月の中で、(地球に最も近く)最も大きく見える満月のことをスーパームーンと呼ぶこともあります。

一方、1つの季節で満月が4回見られるときの3回目の満月はブルームーンと呼ばれます。また、ある月(暦月)のうちに満月が2回見られる場合の2回目の満月のことをブルームーンと呼ぶケースもあります。

こちらは冒頭の画像の1時間半ほど前の13時22分ごろに撮影されたものです。アフリカのマダガスカル島の南のインド洋上空から撮影されました。

(参考)2024年(令和6年)の満月と新月はいつ? 最も大きく見える満月は?

Image Credit: NASA

(参照)NASA Images and Video Library(1)(2)