火星の南極にある円錐形の丘

この画像は火星の南極付近、氷の層状の堆積物の表面にある円錐形の丘を、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターがとらえたものです。

よくみると、丘も層をなしているようにみえます。侵食のすえに残されたものかもしれません。周辺のほとんどが、少なくともこの丘の高さか、あるいはそれ以上、侵食されています。

マーズ・リコネッサンス・オービターに搭載された高解像度カメラHiRISEのウェブページ(アリゾナ大学)では、HiRISEで撮影した画像を毎日1枚ずつ、HiPOD(HiRISE Picture of the Day、HiRISEの今日の1枚)として紹介しています。この画像は2013年1月4日に撮影されたもので、2023年11月19日のHiPODとして紹介されました。

Image Credit: NASA/JPL/UArizona

(参照)HiRISE