かじき座の方向、約6000万光年の距離にある渦巻銀河NGC 2082を、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像です。銀河円盤が垂直方向から見えており、中央部のひときわ明るいバルジと、そこから伸びる渦状腕の構造をはっきりと見ることができます。暗い塵のフィラメントが、バルジや渦状腕に広がっているのも、銀河の表情を豊かにしているかのようです。
2010年5月3日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。
Image Credit: ESA/Hubble and NASA