この画像は、2024年10月26日7時19分(世界時、日本時間16時19分)をピークとするX1.8の強力な太陽フレアをとらえたものです。画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOが13.1nmの波長の極端紫外線で撮影。太陽面の左側で太陽フレアが明るく輝いています。
太陽フレアはX線の強度によってA、B、C、M、Xの5段階に分けられています。Xが最も規模の大きなフレアです。また、アルファベットの後の数字が大きいほど規模が大きいことを示しています。
こちらの映像には10月26日のX1.8の太陽フレアと、10月31日21時20分(世界時、日本時間11月1日6時20分)をピークとするX2.0の太陽フレアを収めてあります。いずれもSDOが13.1nm、19.3nm、30.4nmの波長で撮影したものです。太陽全体と、フレア周辺のクローズアップの映像です。波長によって見える温度領域が異なります。
Credit: SDO/NASA/Helioviewer.org