この画像には、カッシーニ探査機がとらえた土星と衛星タイタンが映っています。タイタンが土星の向こう側へ隠れる数分前に撮影されました。リング平面の約5度下側から撮影したもので、リングには太陽光が当たっています。
土星最大の衛星タイタンは直径が約5150kmあります。画像の撮影時、タイタンの北半球は南半球より暗く見えています。これは季節的な影響だと推定されています。
カッシーニ探査機は2008年1月29日に広角カメラでこの画像を撮影しました。撮影時、探査機はタイタンから約230万km、土星から100万kmの距離に位置していました。
Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute