土星の夜明け 〜 ミッション終了半年前にカッシーニが撮影

NASA(アメリカ航空宇宙局)の土星探査機カッシーニが、2017年3月31日にとらえた土星の画像です。土星の一部が太陽光の照らされて明るくみえています。撮影時、カッシーニは土星から約100万kmの距離に位置していました。

カッシーニはこの画像を、リング平面の7度ほど下側から撮影しています。そのためリングは、土星の手前側を斜めに横切るように暗くみえています。暗いリングの向こうに土星が透けてみえている部分もあり、リングが不透明でないことが分かります。最も外側にある非常に細いFリングだけは明るくみえています。

2004年6月に土星の周回軌道に入ったカッシーニは、13年間にわたり土星とその衛星の観測を続け、2017年9月15日に土星の大気へ突入してミッションを終えました。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA21334