中国の探査車「祝融」が撮影した火星表面の新画像が公開された | アストロピクス

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中国の探査車「祝融」が撮影した火星表面の新画像が公開された

5月15日に火星着陸に成功した中国の天問1号の探査車「祝融」からの新たな画像が、CNSA(中国国家航天局)から6月11日に公開されました。

こちらは着陸地点の360度パノラマ画像です。ローバーがまだ着陸船から降りる前に、ローバーのナビゲーションカメラで撮影された画像をつなぎあわせて作成されたものです。

着陸地点周辺は平坦で、大きさや明るさが異なる石が分布しています。

この画像は、着陸船から6m離れたところでローバーが撮影したものです。着陸船全体が映っており、画面右側にはローバーの車輪の跡も見られます。

この画像にはローバーと着陸船が映っています。ローバーの底面に取り付けられていた、分離可能なカメラを地表に置いて撮影した画像です。撮影データは無線でローバーに送られ、ローバーからオービター(周回機)経由で地球へ送信されます。

Image Credit: CNSA

(参照)中国国家航天局