おとめ座銀河団に属する棒渦巻銀河NGC 4731 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

この画像に映っているのは、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた棒渦巻銀河NGC 4731です。おとめ座銀河団を構成する銀河の一つで、地球から約4300万光年の距離にあります。

画像には銀河の中心付近にある棒状構造のほか、暗い塵やピンク色に輝く星形成領域も映っています。棒状構造の両端からは渦状腕が伸びています。

棒渦巻銀河は、渦巻銀河と楕円銀河を合わせたよりも多く存在しており、全銀河の約60%を占めています。渦巻銀河は成熟するにつれて、中心に棒状構造を形成するとみられています。

この画像には見えていませんが、NGC 4731の渦状腕は引き伸ばされたような形をしています。これは、おとめ座銀河団内の他の銀河との重力相互作用によるものだと考えられています。

画像はハッブル望遠鏡のWFC3(広視野カメラ3)で撮影されたもので、ハッブル望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」として2024年5月27日に公開されました。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, D. Thilker

(参考)「ハッブル今週の1枚」記事一覧

(参照)ESA/Hubble