リングの影が落ちる土星を、カッシーニ探査機がとらえた画像です。カッシーニ探査機が土星に到着して約2年後の2006年5月24日に撮影されました。
ほぼリング平面上から撮影したため、リングが直線状になっています。リングの影が土星の北半球に落ちていることから、太陽光がリングの南側に当たっていることが分かります。
撮影時、カッシーニ探査機は土星から130万kmの距離にいました。土星を扇の要として、太陽とカッシーニ探査機を結んだ線の角度は139度で、かなり逆光に近い状態で撮影されています。
Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute